令和7年度会長挨拶
~絆と魅力ある退職校長会を求めて~
令和7年度の総会が会員の皆様のご協力で無事終了しました。本年度の事業計画承認され、新役員、理事の協力体制の元、小、中、高の元校長が会員の絆を生かした魅力ある退職校長会を目指したいと思います。
さて、令和6年度の本会の活動を振り返りますと、雨でやむなく中止しましたグランドゴルフ大会以外は年間計画に沿って、滞りなく全ての行事、活動等を終了することができました。年間活動にご参加、ご支援、ご協力頂きました会員の皆様に改めて感謝申し上げます。本年度、私が会長として心がけてまいりたいことは次の3点です。
1つは、退職校長会には現職校長会を始め、管内の教育振興の応援団的な立場、役割があると思います。いろいろな教育諸団体と連携して教育の充実振興に少しでもお役に立てればと考えています。そのためには、管内一市、4町、5村の教育長さん全員が退職校長会の会員でもある市町村教育委員会の取組と同時に、教育事務所の施策等にも関心を持ちながら活動してまいりたいと思います。また、ご承知のように、定年延長制がスタートし、校長職を定年退職後も学校や教育行政現場に止まって活躍する会員も年を追う毎に増加傾向にあることから、管内教育の現状と課題等も含め、教育に関心を持ち続けることが大切と考えます。そして、ニーズの把握に努めながら、教育現場の応援団的な支援を目指したいと思います。
2つめは、本年度も年間計画に沿った活動の充実と、スマホで受信できるブログによる活動等の情報発信等で会員お一人お一人に届く会の運営を目指し、絆を深める努力をしてまいりたいと思います。
3つめは、会員の特性を生かした運営と活動です。会員数は4月1日現在、152名です。昨年度が155名でしたのでほぼ同じ会員数です。新規会員も全員ご加入頂きました。大変嬉しいことです。また、小中学校の義務制だけでなく、14名の県立の元校長の会員の存在は、小・中・高の連携や繋がり、多面的な視点を生かした活動が期待できる本管内ならではの特色です。この特色を大切にした運営を心がけたいと思います。
結びに、これからも、会員の皆様の思いや志と同時に、結成54年目を迎える歴史と先人の願いを大切にしながら本会の活動や取組等に生かしてまいる所存です。「絆と魅力ある退職校長会を求め」楽しみながら、つながりを大切に、応援団としての活動を目指したいと思います。本年度も引き続き、ご支援、ご協力頂きますようよろしくお願い申し上げます。

人吉球磨退職校長会会長 西口詳一郎