総会等の会議・研修
総会は5月第2土曜日に実施
参加者は50数名で、会員の3分の1程度に参加いただいている。
総会終了後、約1時間の講演を地元の方や会員の方に講師を依頼し実施している。その後の懇親会では、高齢者叙勲を受章された会員を招き親交を温めている。
令和5年度総会及び懇親会(動画)
県の総会への参加
県の総会への参加者は、例年10名程度が参加しているが、多くは常任理事の参加状況である。
人吉球磨にある文化遺産の識見を深める「日本遺産巡り」の実施
人吉球磨は、文化遺産の宝庫と言われているが、
その識見を深めていきたいという希望があり、
平成29年から日本遺産 巡りを行い好評である。
令和4年度日本遺産めぐりin人吉(動画)
春秋の叙勲受章者の祝賀会の実施
春秋の叙勲受章者がほぼ毎年あるので、そのお祝いを12月に実施している。
令和4年度叙勲『瑞宝双光章』受章祝賀会(動画)
令和5年度叙勲『瑞宝双光章』受章祝賀会(動画)
各専門部の活動
専門部会は、五つの専門部会を設け、計画運営に当たっている。主な活動は次のとおりである。
【教育振興部】
〇教育事務所との教育懇談会(11月)
○人吉球磨日本遺産巡り(令和4年12月3日)
〇桜(苗木)記念植樹(2月) 学校支援活動として平成29年度から実施している。
児童生徒との交流を盛り込んだ地域貢献活動として、令和元年2月27日には、球磨郡の黒肥地小学 校に「陽光桜」の苗木2本を贈呈した。
【福利厚生部】
○暑中見舞いはがき発送(7月)
〇一泊二日の親睦旅行(2月)
平成7年から実施していて、令和元年度は福岡方面でした。見聞を広げ、親睦を深める楽しい旅行です。解散時に俳句 や短歌を出し合い、後日、会報等で紹介している。
○友愛訪問(随時) 平成6年から実施している。
訪問対象者は、
①引き続き2か月 以上の入院加療中の人
②寝たきり、療養生活の人
③高齢で一人暮しの人生その他、訪問が必要と思われる
会員としている。
【調査研究部】
〇アンケート調査結果の集約・活用(4月)
〇管外勤務の新任校長激励訪問(7月) 平成14年度から継続して実施している。挨拶、学校経営說明、激励等、施設等見学、謝辞、記念撮影。
令和5年度激励訪問 上益城郡山都町立清和中学校(動画)
〇現職校長との教育懇談会(11月)
平成元年度から現在も継続している。人吉球磨小中学校長会・人吉球磨高等学校長会会長・本年度末 校長退職予定者と本会役員との懇談会である。退職予定の先生も参加して、学校現場の現状と課題等を出し合う。
【広報活動部】
○会報「萬年青」の発行(9月・3月) 毎年二回、令和3年度は、143号を発行している。
【組織強化部】
〇新会員歓迎会(8月) 平成27年度から継続して実施している。会の組織を強め、新会員との信頼を深めるためには、必要な会 である。「やっぱり退職校長会に入会してよかった」という声が聞かれる会になるよう努力している。
○グラウンドゴルフ交流会(10月) 平成28年から実施している。親睦と健康増進を目的に会員参加のもと、交流会を楽しんでいる。
○地区懇談会の実施(10月) 「会員の交流・親睦を図り、福祉増進に努める」を目的として、17年度から実施し、本年で第16回目になる。対象地区は、錦町・人吉の1班から6班の会員で、毎年大変好評である。近況報告等、盃を交わしながら親睦を深めている。
〇新会員勧誘訪問(3月)
地域と連携した活動
〇学校に桜を植える活動
希望校を募り、子どもたちとの交流を図っている。
〇「ふれあい文化展」の開催
令和元年11月に実施した。地域住民の方にも周知を図り、案内し ている。3年ごと開催であるが、毎回工夫、 充実を図り好評を得ている。地元新聞社による広報に感謝している。
第6回ふれあい文化祭(動画)
〇地域学校の要請による教育支援
人吉市においては、放課後パワーアップ教室(小学校4・5年生は週1回1時間程度)に、多くの会員が 学習支援員として参加している。また、 夏休みには、3年生を対象に午前中、2時間程度、夏休みパワーアップ教室で学習指導の支援を行っている。その他、教育委員会や学校における要請に応じた教育支援に協力している。人吉球磨の一市町村の全ての教育長は本会の会員であり、目標達成のための連携がスムーズに行われている。
特色ある活動
○本会創立時から県立出身者も会員となって現在に至っている。会長または副会長のいずれかに県立の1名が就任しており、 会の充実につながっている。
○暑中見舞いはがきの発送(7月)本人や家族のご健康やご多幸を願う気持ちを、退職校長会から 伝え、心の励みにしていただくことを目的にしている。7月初旬 から中旬までに高齢者(85歳以上)の会員へ、手書きした暑中 見舞いの葉書を送り激励している。
○絆と魅力ある会を目指している。 年に一回実施している総会だけでは交流の場が少ないので、次のような場を設け交流を図っている。
〇春秋の叙勲受章祝賀会
〇3年に1回の地区懇談会(3地区に分けている)
○グラウンドゴルフ交流会
〇人吉球磨日本遺産巡りなど
成果と課題・今後の志向
[成果]
絆と魅力ある退職校長会を目指しているが、各事業に参加いた だいた方からは、参加してよかったという感想が多い。
ここ数年、新会員の加入が課題となっていたが、本会について の理解が得られ令和2年度は12名、令和3年度は10名、令和4年度は7名の退職者全員に入会して頂いた。
[課題と今後の志向]
総会や各事業に参加される会員が固定化している傾向にあるので、参加を呼びかけ輪を広げていかねばならない。会員の減少により会の運営に支障が出ていたので、会員の協力により2019年度から500円の会費値上げの承認をいただき運営も順調である。
令和5年度はコロナ禍以前の退職校長会の活動の状態に戻すように取り組んでいる。